新年あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今日の始業式は寒さもあり、放送にて実施いたしました。直接顔や反応を見れないのが残念ですが、登下校時に元気よく挨拶してくれる姿に、とても嬉しい気持ちでいっぱいになりました。始業式では以下のお話をさせていただきました。
「おはようございます。そして、新年あけましておめでとうございます。
今年は丑(うし)年ですが、動物で当てはめると牛乳の牛(ぎゅう)と書く牛(うし)になりますが、一説によると、もともと十二支は草木が成長する循環の様子を表しており、漢数字の五によく似た丑(うし)年は十二支の2番目で、地面から芽が出て来てこれから伸びようとしている様子を表しており、子年(ねどし)に蒔いた種が芽を出して成長する時期とされています。これらのことから、丑年は、引き続き粘り強く、堅実に、目前のことを着実に進めることが将来の成功につながっていくともいわれています。
そんな1年のスタートでもありますので、ぜひ全員が大きく成長し、ウッシシと笑える一年にしていって欲しいと思います。
さて、令和2年度・今の学年については、この3学期を残すのみとなりました。わずか3か月間ですが、大きな意味を持つ大切な3か月間となります。ただ、古くから「1月行く・2月逃げる・3月去る」というように、この3か月間はあわただしく、あっという間に過ぎ去っていきます。それだけに貴重な一日一日であることを忘れずに、皆さん一人ひとりが具体的な目標と、はっきりとした3学期のゴールをイメージし、この学期に取り組んでいくことが大切です。
1年生の皆さんは、4月に入学してくる新入生の先輩となるために、学習面でも部活動等でも力をつける学期にしてほしいと思います。
2年生の皆さんは、3年生という最高学年になるための気持ちと行動力をつけることが大切です。自らの課題に向き合いながら、着実に力をつける学期にしてほしいと思います。
3年生の皆さんは、いよいよ進路を実現させる学期となります。受験生としての大変さや不安を感じていると思いますが、強い気持ちで臨むためにも、学習計画を具体的に立てて“全集中”で取り組んでいって欲しいと思います。徹底してやることで、「これだけ自分は頑張ったんだ!」という自信がつきます。その自信を積み重ね、蓄えた実力を発揮することで、自分の夢や目標をぐっと引き寄せることができると思います。3月12日には全員が胸を張って、この南池田中学校を卒業していけるよう、最後まで全員で励まし合いながら頑張ってほしいと思います。
最後に、どの学年も大切なことは、自分のベストを尽くしていくことです。昨日までの自分より今日の自分はどのように成長したのかを、日々大切にしていってください。
これから寒さも一段と厳しくなっていきますが、健康管理、新型コロナ感染症対策をしっかりとしながら、共に励まし合いながら頑張っていきましょう。
皆さんの益々の健闘と大勝利、大成長を心より願い、始業式での話とさせていただきます。」
併せて、生徒指導担当からのお話と、明日より赴任する養護助教諭の紹介をし、挨拶を聴いてもらいました。欠員となっていた1名の補充で、これで再び保健室は石原先生と共に2名体制となりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
書道部の皆さんが素敵な書をしたためてくれています。寒さ厳しい中、人の温もりもよりあたたかい南池田中学校にしていきたいですね。