今日は朝から堺市の初芝体育館で、剣道の秋季泉北地区大会がありました。本校に剣道部はありませんが、出場希望のあった生徒がエントリーし出場しました。
午前中は個人戦がありました。女子は2回戦で、男子は1回戦でいずれも敗退しましたが、一人ひとりの健闘が光っていました。
昼からは男子の団体戦がありました。1.2年生だけのチームでしたが、1回戦は東陽中を降し、2回戦の平井中戦では、同点で代表戦まで持ち込み惜敗しました。久しぶりに一瞬で勝負の決まる剣道の試合、生徒の皆さんの戦う姿を見て、清新な気持ちになりました。
試合を見ながらふと思い出したのは、現在の剣道の源流になる一刀流の開祖と言われている伊藤一刀斎の言葉です。一刀斎は、剣の極意は何か?との弟子の問いに対し、「油断しないことだ」と答えたといいます。さらに、「油断しないとは、一つのことに気を取られないことだ」と。つまり、誰しも褒められたら褒められたでいい気になったり、失敗したら失敗したで落ち込んだりするものですが、油断なく進むべきことを教えたこの言葉にはハッとさせられます。コロナ禍の中、様々なことがありますが、また清新な気持ちで頑張っていきたいと決意を新たにしています。
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